ジャズボーカルレッスンについて
️はじめに
️ジャズとはなんでしょうか?ジャズはとても自由な音楽です。
クラシックやポップス等他の音楽と違って、自分自身のアレンジをその場で歌い上げることが可能です(アドリブ演奏)。また、「スウィング」とよばれるジャズ独特のフィールに基づいた演奏は、聴く人の心を芯からはずませてくれます。つまり、自由で、ハッピーで、エキサイティングな音楽なのです。ただし、いくら自由だといってもそこには最低限のルールがあります。
ジャズボーカルコースでは、歌を歌う上での基礎発声はもちろん、ジャズを歌う際のテクニックやスウィングリズムを身につけてまいります。
ジャズを歌ってみたい方、ジャムセッションで歌ってみたい方、ステージで歌ってみたい方、自分でライブをしたい方。全力でサポートいたします!
️個人にあった理想的な発声法の構築
ボーカルでは、自分の身体が楽器です。
素晴らしいボーカリストは、自分自身の身体を熟知しており、全身を共鳴帯にして音を出す(=声を出す)ことを知っています。ボーカルレッスンコースでは、クラシック音楽の基礎発声に基づいて、発声の基礎をしっかりと学びます。
音楽のジャンルを問わず、喉を痛めない理想的な発想を身につけて、マイクレスで歌っても十分に響かせることのできる健やかな発声を目指してまいります。
️スウィング!
ジャズと他の音楽を分ける上での大きなポイントが、この「スウィング•フィール」です。
体感としては、弾むようなリズム感覚のことですが、実は非常に奥が深く、身につけるのには時間もかかりますが、このスウィングを身につけられると、どんな曲でもジャズになってしまいます!
ジャズボーカルレッスンでは、このスウィングフィールに特化した練習法を実践していきます。
️アドリブ演奏(スキャット•フェイク)
ジャズのもう一つの大きな特徴は、即興演奏(アドリブ)です。
ボーカルのとる即興演奏は、特に「フェイク、スキャット」といいます。このアドリブ演奏ができると、一気にジャズミュージシャンとしての幅が広がり、楽器と対等にアンサンブルすることも可能になります。
ジャズボーカルレッスンでは、このアドリブ奏法に特化した練習も行なってまいります。
️譜面の読み書き
音楽を演奏する上で、だれかと共演するのは、大きな喜びで、とても楽しいことです。
ただし、だれか、特に他の楽器の方と共演する際は、譜面が読めるかどうかは重要なポイントになってきます。
また、特にジャズにおいては、ライブやセッションの場でボーカリストは自分で自分の歌いやすいキー(音域)を譜面で楽器奏者に提示できるように、常に楽譜を持ち歩く必要があります。
譜面はミュージシャンにとっての共通言語なのです。
ジャズボーカルレッスンでは、ボーカリストにとって必要な読譜•採譜の知識をお伝えし、最終的にはご自分で譜面が作成、読めるようになるようサポートいきます。
️最後に
ジャズボーカルってなんでしょうか?
ジャズスタンダードをきれいに歌える歌手のことでしょうか?
わたしはそうではないと思っています。ジャズは、他の音楽以上に自分の個性を再現できる音楽です。
即興的な演奏を行うことで、誰もが作曲家になれるのです。当スクールのジャズボーカルレッスンでは、
そういった「ジャズミュージシャン」としてのマインドをしっかり培っていける、そんなレッスンを提供いたします!スウィングも即興演奏も難しそうだし、人前で演奏するなんて、ちょっと怖いなぁ。なんて思う方もいるかもしれません。たしかに、最初からうまく行くことは難しいですが、そういった恐怖を乗り越えた先にはとても自由でハッピーな世界があることをお約束いたします!是非いっしょに頑張りましょう!
担当講師
山岡緑

担当コース
ジャズボーカル・ポピュラボーカル
経歴・プロフィール
ニュージーランド クライストチャーチ 公立ダーフィールドハイスクール卒業。 同校ミュージックコンペティション最優秀演奏賞、文化賞受賞。 東京音楽大学卒業。同大学院修了。
声楽を 豊田千恵子氏、水野賢司氏および 加納里美両氏に師事。
在学中からクラッシック、ジャズ、アイルランド音楽、シャンソン、 創作音楽など枠にとらわれず、 さまざまなジャンルでの音楽で活動中・・・