音楽理論コース– Music Theory –

音楽理論レッスンについて

はじめに

理論コースでは、ジャズやポピュラーそれぞれのルールに進む前に、音楽の基礎的なルールを学ぶコースになります。「ジャズをやりたいけど今まで歌やピアノをやった事がない」「昔少しだけやっていたけど、いきなりジャズ理論と言われると不安…」といった方々を対象としています。

突然ですが、普段耳にする音楽はどのように作られていると思いますか?
他コースの説明にもあるように、音楽には様々な「ルール」が存在します。

ルールというと難しく聞こえますが、和音はどうやって出来てるの?音はどのように選んでいるの?などといった基本的な部分から学ぶ事で、ジャズやポピュラーでのルールもよりわかりやすくなると思います。他のコースへ進む為の準備コースとして1〜3ヶ月内(2〜6回)で集中的に学びたい、簡単な作曲が出来るように長期的に理論だけ学びたい、という場合など、それぞれのご都合に合わせて進めていきます。

初級(楽典)

楽典とは、おおまかにいうと、楽譜の読み書きに関するルールや、音楽の骨組みを知るための基礎的な理論の事を指します。

音楽は様々な部品の組み合わせで出来ていて、その部品も分解するとさらに小さい部品の組み合わせで…といった具合です。和音(ハーモニー)はどうやって作る?音階(スケール)はどんな順番で音を並べている?など、楽曲を分解し、どのようなパーツで出来ているかを紐解いていきます。ジャズやポピュラーでは、いわゆる7thコードから話が始まりますので、このコースでそれまでにいたる基礎部分を埋めておきましょう。

中級(楽典、和声)

初級で勉強した楽典は、あくまで演奏に必要な最低限の知識です。
耳コピしてるけどこの曲が何調かわからない…等、初級で勉強した知識はどうやって使うのか、実践をもとに勉強していきます。

また、初級では音楽を構成するそれぞれの部品に目を向けていましたが、それらを「組み合わせる方法」の一つ、和声(ハーモニー理論)にも進んでいきます。いわゆる、和音の並べ方です。和音もただ闇雲に並べられているのではなく、ルールに基づいて置かれることで、違和感なく楽曲の流れを作る事ができます。ここでは初級で勉強する「三和音」をもとに、簡単なコード進行の作成までを目標としています。

上級(和声、分析)

中級までに学んだ和声のその先や、楽曲分析・アレンジを希望される方向けを対象としています。作曲しているコード進行や楽曲の相談をしたい方、合唱・ストリングスアレンジ等の4声体和声を学びたい方、和声を演奏解釈・簡単な作曲に応用したい方、楽譜作成法(Finale等、浄書ソフトでの作成法)など、それぞれのニーズに併せてご相談させていただきます。

さいごに

ここまで読んで頂いた上で、「いや、私は理論の勉強じゃなくて演奏をしたいのだけど…」という方もいらっしゃるかと思います。ジャズやポピュラーは、ルール上とはいえ自分の好きなように音楽を演奏する事のできるジャンルです。極端に言うと、即興的に…瞬時に作曲をしているのと同じ状況です。音楽がどのように出来ているか、知っているのと知らないのでは、演奏は確実に変わりますし、音楽の作り方を知っている方が、演奏は確実に楽しいです。皆さまの楽しい音楽活動のお力になれるよう、各々ご相談しながらレッスンを進めていきたいと思います。

担当講師

担当コース
ポピュラーピアノ・音楽理論
経歴・プロフィール
千葉県出身。東京音楽大学作曲指揮専攻(芸術音楽コース)卒業後、同大学院修士課程を修了。作曲を久行敏彦、西村朗、原田敬子の各氏に師事。第 8回東京音楽大学学長賞受賞。第15回 東京国際室内楽作曲コンクール第3位。第15回武生国際作曲ワークショップ招待作曲家。また、作曲・編曲活動を行う傍ら、ソルフェージュ講師、歌曲や合唱の伴奏、映画での演奏指導など幅広く活動している。